Sugi
お客様に近い場所で働くことが、私のやりがい。対話を重ね、プロジェクトの「本当のゴール」を目指す
データサイエンス開発本部 データビジュアライゼーション部 第2G マネージャー
Sugi
2021年12月、INSIGHT LAB中途入社。データビジュアライゼーション部 第2Gに所属し、データの可視化に取り組む。2024年4月にグループマネージャーに就任。データ活用の要望が明確でない顧客に対し、対話や業界理解を深めることで、データをどう活用し可視化するか、プロジェクトのゴールを明らかにする。
丁寧な対話とお客様の業界理解を深め、潜在的な要望を引き出す
2021年12月にINSIGHT LABに入社した、データビジュアライゼーション部第2GマネージャーのSugi。大切にしているのは、顧客とのコミュニケーションだ。「コミュニケーションは信頼に直結します。顧客が達成したい『本当のゴール』を知るために丁寧に話を聞き出し、認識のズレやそれによるコストが発生しないよう、細心の注意を払っています」
INSIGHT LABが手掛ける案件には、データ活用に関する要望が明確でないまま相談を持ちかけられるケースもある。「データ分析をしてみたいが、どうしたらいいかわからない。助けてほしい」。そこからヒアリングを重ねることで、ともに顧客の「ゴール」を探っていく。
Sugiが携わった、動画配信サービスとEC事業を展開する企業のデータ可視化プロジェクトも、そうした案件の1つだ。
「このプロジェクトでは、お客様の社内に蓄積したデータをどう顧客分析に結びつけたらよいかわからないとご相談をいただきました。そこでまず、INSIGHT LAB側で今あるデータからどんな分析ができるか、それをどう可視化するかを検討しました。次に、それを可視化した画面のサンプルを作り、定例ミーティングでお客様と一緒に確認しながら改善点などを伺って、着地点を模索していきました」
顧客が潜在的に求めるゴールにたどり着くためには、丁寧な対話はもちろんだが、業界知識や業務に関する理解が必要となる。業界について深く調査をする一方で、顧客が提供するサービスを実際に利用して、一般ユーザー視点でその顧客企業について理解を深めることも忘れない。
業界や業務についてのキャッチアップはプロジェクトの中でもっとも大変なプロセスでもあり、Sugiにとっては楽しくやりがいのある一面でもあると言う。
「言われるがままにシステムを作るよりも、お客様について深く理解したうえでシステムを設計し、提案するのはとても楽しいですね。お客様とともに作っていく感覚があります」
日常は選択の連続。「データドリブンな意思決定がしたい」とデータ領域へ
Sugiは母国である韓国の大学に在学中、航空宇宙情報システムを専攻、航空機の設計などを学んでいた。大学を卒業後は、日本の画像認識ソフトウェアを扱う企業に就職。機械学習に用いるデータ作りや、実際に機械学習モデルのチューニングをする業務に携わっていた。大学時代に専攻していた航空宇宙関連から、データを扱う仕事に大きく舵を切ったのはなぜか。その理由を次のように話す。
「日常生活は、選択の連続です。私はそのときどきの感情で、衝動的に選択をすることが多い人間でした。けれども、近年ニュースなどで、『データをもとにした意思決定』というフレーズをよく耳にするようになりました。私も、そうしたデータに基づいた意思決定プロセスを経験してみたい。そう思い、データ領域に足を踏み入れることを決めました」
画像認識ソフトウェアに4年ほど勤めるうち、Sugiは「よりお客様に近い場所で、いち技術者として手を動かして働きたい」という想いを強くした。INSIGHT LABと出会ったのはそんなときだった。
お客様の課題を一気通貫で解決できるデータのスペシャリストを目指す
「お客様に近い場所で」。それが、Sugiにとっての理想の働き方だ。「INSIGHT LABはお客様の課題を解決するソリューションを提供する会社です。プロジェクトでご一緒する際は、お客様企業のいち社員になった気持ちで、最適なデータ分析の仕方やデータのあり方を提案しています」
そんなSugiが仕事にやりがいを感じるのは、顧客が求めているゴールを形にした瞬間だ。自ら開発した成果物がアプリとして実装され、顧客に活用されていると実感したときに喜びを感じると言う。