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Martin

データ収集のDX化で、利活用の可能性をさらに広げる


データサイエンス開発本部 DX・AIソリューション部 マネージャー

Martin

専門学校を卒業後、2012年にアルバイトとして入社し、2013年に正社員へ登用。Webサイトや社内システムの構築をメインに、保険会社やアパレル会社など幅広い業界の顧客に対し、フロントから開発業務まで一貫して対応。現在所属するDX・AIソリューション部は、組成から携わっている。(2022年8月時点)

データ活用したい情報のデジタル化に悩む企業を支援

「データ活用をするためには、まずは情報をデジタル化する必要があります。私たちが主に担っているのは、データ収集におけるDXです」

そう話すのは、INSIGHT LAB株式会社のデータサイエンス開発本部DX・AIソリューション部でマネージャーを務めるMartin(ニックネーム)。2012年の入社以降、高い技術力を活かして同社の成長と拡大を支えてきた中核的人物だ。

Martinが所属するDX・AIソリューション部は、「企業のデータマネジメントにおけるDX推進により貢献したい」と、2021年に発足された部署。それまでは、すでに顧客が持つデータを集約・分析・可視化し、価値ある利活用の方法を提案することに主力を注いできた。しかし、データをデジタル化した形で保有できていなかったり、アナログな作業でデータを収集している企業も少なくない。そうした顧客のニーズに応えるべく、現在Martinが開発に取り組んでいるのがデータ収集のシステム化だ。

例えば小売業などの場合、製品やサービスに対する消費者の意見は、売上向上や事業拡大につながる重要な要素のひとつ。消費者の声をデータベース化して分析を望む企業は多いものの、デジタルデータとして集めるのは容易ではない。そこで、顧客が求めている情報を、データ活用できる形として収集・取得するシステムを構築する必要があるのだ。

「私たちが担当するプロジェクトの多くは、BIソリューションを提供するデータビジュアライゼーション部を起点に始まります。INSIGHT LABのBIは評価がとても高く、結果にご満足いただいたお客様が新たなデータ活用のお悩みを相談してくださるのです。その中から、私たちが支援できる分野をプロジェクトとして担っています。部署間で連携を図りながら、お客様のデータ活用を成功に導くお手伝いをしています」

「できない」では終わらせない。解決策を愚直に追及

学生時代、就職活動で別の企業から内定を受けていたが、「自分の学習経験をより活かせる職場で働きたい」と辞退。卒業後も、その想いに貪欲に就職先を探し求めて出会ったのがINSIGHT LAB(当時、アイウェイズコンサルティング株式会社)だった。

「ここでなら、専門学校で重点的に学んできたPHPの知識を発揮できる」と確信を得て、2012年7月に入社。以降、Webサイト構築や社内システム開発をメインに、調剤薬局や保険、アパレルなど、幅広い業態の企業を支援してきた。

そんなMartinは、仕事をする上での心がけについて、こう話す。

「お客様の求めているものを言われた通りに作る作業は、どんな技術者にもできます。私たちのソリューションによって、相手の実現したいことや本来の目的は何なのか紐解き、ご期待以上の提案をすることが使命だと考えています。ときには難易度の高いご要望をいただく場合もありますが、『できません』とネガティブな回答で終わらせることはしません。お客様の課題にアプローチできる解決策を追求していきます」

エンジニア内で知識を共有する体制で、技術力の底上げを図る

「技術者のスペシャリスト集団」を標榜するINSIGHT LABだが、Martinも自社の技術力の高さには自信を見せる。その裏付けとなっているのがエンジニア全体の技術力向上を先導するチームの存在だ。

日々のプロジェクトやプロダクト開発に注力していると、技術力を研鑽する時間を捻出するのは難しい。その課題を克服したいというエンジニアの声がもととなり生まれたチームだ。新しい技術知識のインプットや勉強会の開催を通して、チームメンバーが習得した知見をエンジニア内で共有し、エンジニアリングスキルの底上げに取り組んでいる。

「エンジニア同士の横のつながりが強いことは、顧客の課題解決においても良い影響がある」とMartinはいう。

「エンジニアそれぞれの得意分野やスキルレベルをまとめた一覧表を部内で共有し、誰にでも分かるようにしています。すると、プロジェクトを進める際、個人的に技術面で困ることはあっても、その領域に詳しいメンバーに聞けば解決できる。こうした連携体制は、まさに技術者集団を掲げるINSIGHT LABの強み。当社が主に取り扱っているAI、BI、データプレパレーションの分野においては、より柔軟かつ的確にお応えできるエンジニアチームだと思います」

データ活用を通じて豊かな社会作りをミッションとするINSIGHT LAB。自身が担う業務分野を強化することで、顧客のデータ活用の可能性を広げることが、Martinの目標だ。

「今までは、『データはあるから分析だけお願いしたい』『このデータを可視化したい』という、断片的なご依頼が主流でした。しかしデータベースとして収集する段階からシステム化できたら、さらにお客様のビジネスの幅を広げることができるはず。データの収集から分析、利活用に至る工程を一気通貫して担える企業を目指していきたいです」